巡礼の旅 〜 2008年

 
エルサレム:聖墳墓教会
エルサレム:聖墳墓教会

中村満神父様とともに行く春の聖地イスラエル巡礼

2008年3月6日(水)〜3月18日(火) 〔 13日間 〕

3月の聖地は、春の花々が咲き乱れ、一年でもっとも美しい季節です。道の会では、中村満神父様(長崎教区)とともに行く、春の聖地イスラエル巡礼を計画いたしました。
旅は三部に分かれています。最初は荒野の道、厳しくも雄大なネゲブの荒れ野や死海だからこそ、おん父の比べようもないいつくしみを観想します。次に対照的なガリラヤ。「ガリラヤの風薫る丘」を散策し、福音のみことばに耳を傾けながら、主とともに生き直す「わたし」を見つめます。最後に神に愛された都エルサレムで、主イエス・キリストの受難を記念し、また復活のよろこびと平和を黙想します。

同行司祭  :中村 満師( 長崎教区 )
添乗・ガイド:井上 弘子( 道の会 )

 
ベツレヘム:羊飼いの野の教会壁画
ベツレヘム:羊飼いの野の教会壁画

主イエスの救いのみわざを訪ねて
ブドロー神父とともに歩む 聖地イスラエル巡礼

2008年4月4日(金)〜4月17日(木)〔 14日間 〕

神のみことばが人となり、私たちのために救いのみわざを成し遂げてくださった聖地イスラエル。まず最初は荒野の旅、厳しくも美しい大自然の中で、不従順な民を愛しつづけた神の限りない慈しみを味わいます。エルサレムでは、ゆっくりと主イエスの受難と十字架を記念し、新しい過越の神秘を祝います。 その後『復活のイエス』に出会うために、春の花咲くガリラヤへ。イエスが良き訪れを告げ知らせるために駆け巡った地を訪れて、そのみことばに耳を傾けます。

同行司祭:ガブリエル・ブドロー師(レデンプトール会)

 
夜明けのルルド聖域
夜明けのルルド聖域

聖母マリアと聖ベルナデッタを訪ねる祈りの旅パリ・ヌヴェール・ルルド

2008年5月12日(月)〜5月21日(水)〔 10日間 〕

2008年は聖母のマリアのご出現150周年を祝い、さらに多くの巡礼者がルルドを訪れます。
 「神はこの世の無力な者、弱い者を選ばれた‥‥」(1コリ) マッサビエルの洞窟で、聖母にお会いし、神の愛を伝える者となったベルナデッタ。ヌヴェールの修道院で、沈黙と謙遜と苦しみのうちに生涯のすべてを神に捧げ尽くしたベルナデッタ。聖母マリアに出会いたいと望む私たちにも、聖女の体験とまなざしは大きな助けとなるでしょう。 ヌヴェールではベルナデッタの修道院に宿泊します。また、ヌヴェールとルルドで、計4回のミニ黙想会を行います。

同行司祭:梅津明生師(仙台教区)

 
ネボ山(モーセ終焉の地の青銅の蛇)
ネボ山(モーセ終焉の地の青銅の蛇)

シリア・ヨルダン巡礼旧約・新約への道

2008年6月25日(水)〜7月7日(月)〔 13日間 〕

 美しい大自然に恵まれたヨルダンは、モーセとイスラエルの民が40年間旅をした荒野です。
 赤い砂の大地に巨大な赤砂岩の岩山が幾重にもそそり立つワディ・ラム、今もこんこんと湧き出るモーセの泉、標高差1000mの大峡谷アルノン川、モーセ終焉の地ネボ山など、雄大な聖書の原風景は、私たちを魅了し、神の創造の美しさと、不信仰な民を愛と忍耐をもって導きつづけた神の救いのみわざを、私たちの心に語りかけてくれます。
 またイエスが洗礼を受けた場所ヨルダン川のベタニア、聖パウロの回心の場コーカブ、初代から連綿と続くキリスト者の信仰のあかしする村を訪ねます。その他ユネスコ世界遺産に登録されているペトラ、ポスラ、パルミラ、クラック・デ・シュヴァリエ、ダマスカスなど、古代や中世の歴史とロマンを満喫できるでしょう。ワディ・ラムでは、壮大な美しい夕日や満天の星など、砂漠の魅力を味わうためにベドウィン・テントに泊まります。同行司祭は、フランシスコ会のジョヴァンニ・プッチ神父様です。その素晴らしいお人柄と心に響く聖書のお話によって、私たちの旅を一層楽しく実りあるものにしてくださるでしょう。

同行司祭:ジョバンニ・ブッチ師(フランシスコ会)

 
ナイアガラの滝
ナイアガラの滝

巡礼のポイント

  • カナダ東部の有名な巡礼地を巡る(モントリオール、ケベック、サンタンヌ・ド・ボープレ)
  • 紅葉の最も美しいメープル街道を往く
  • ブドロー神父様のふるさと訪問
  • 世界三大瀑布の一つ ナイアガラの滝観光

紅葉のカナダ巡礼ブドロー神父様の故郷を訪ねる

2008年10月8日(水)〜10月20日(月)〔 13日間 〕

皆様、わたしの祖国カナダへ、そしてわたしの生まれ故郷、東部ケベック近くのサンタンヌ・ド・ボープレへぜひ来てください!
 それは、350年近くの伝統を誇る北米最大の聖アンナの巡礼地でもあります。この度道の会が、最も美しい季節に「カナダ巡礼」を企画してくれたことを心から喜んでいます。山も森も川もメープル(楓)の紅葉や黄葉のあざやかな色彩に覆われる秋にこそ、最高のカナダが見られるからです。わたしたちはまず、世界三大瀑布の一つ、ナイアガラの滝を訪れ、次にフランスの薫り豊かな大都市モントリオールを巡礼します。その後、モントリオールから約250km、美しい「メープル街道」を走って、いよいよ「紅葉の彩りフェスティバル」が催されているサンタンヌ・ド・ボープレへ。そこでは3日間滞在し、聖アンナ大聖堂や聖ヨアキム教会などを巡礼し、黙想します。さらにわたしが生まれ育った家や村、1950年宣教師として日本へ旅立ったレデンプトール会修道院など、わたしの召命の原点となった場所もお見せしたいと思います。最後は世界文化遺産のケベックをゆっくりと散策してください。
皆様の旅に同行し、ともに祈り、カナダのすばらしい伝統と信仰と文化の遺産をご紹介できるのを心から楽しみにしています。

同行司祭:ガブリエル・ブドロー師(レデンプトール会)

 

巡礼のポイント

  • ルルドとサンティアゴでゆっくり巡礼
  • 世界遺産・サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を往く(途中ピレネー山脈、ハーカ、サングエサ、ブルゴス、レオンなど)
  • 聖フランシスコ・ザビエル生誕の地ハビエル城巡礼

聖母のルルドとサンティアゴへの旅
聖母マリアのご出現150周年を記念して

2008年10月14日(火)〜10月24日(金)〔 11日間 〕

今年聖母マリアのご出現150年を祝っているルルドは、ヨーロッパ最大の巡礼地。またサンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム,ローマと並んで、三大巡礼地の一つです。  道の会では、ラウル神父様とともにこの二つの巡礼地を訪ねる旅を企画しました。まずルルドの聖母のもとでゆっくりと祈りの時を取り、次にピレネー山脈を越えてスペインの巡礼路に入り、途中聖フランシスコ・ザビエルの生まれたザビエル城、街道沿いのロマネスクやゴチックの傑作、大小さまざまな教会、修道院、カテドラルなどを訪ねます。さらに紺碧の空と輝く太陽、果てしなく続くぶどう畑、セブレイロの厳しい山路など、美しい大自然にも深い感動を覚えるでしょう。それは、中世以来数知れぬ巡礼者たちが、帆立貝をさげ、杖を片手に800kmの道のりを聖ヤコボ(サンティアゴ)の墓へと歩みつづけた道です。現代でも数多くの人々が、徒歩でサンティアゴを目指して信仰の旅をしています。文化、芸術、歴史を育んできたこの巡礼路と美しいサンティアゴ大聖堂はすべて世界遺産に登録されています。皆様のご参加を心からお待ちしております。
道の会

同行司祭:ラウル師

 
聖フランチェスコ大聖堂
聖フランチェスコ大聖堂

巡礼のポイント

  • G.プッチ神父様(フランシスコ会)の黙想指導
  • ローマで教皇様の祝福
  • 聖フランシスコが聖痕を受けたラ・ヴェルナ山巡礼
  • アシジでゆっくり、黙想と自由時間
  • 全行程 修道院宿泊 (アシジ4泊、ローマ3泊)

ローマ・アシジ 祈りの旅聖フランシスコの息吹きをたずねて

2008年11月10日(月)〜11月19日(水)〔 9日間 〕

 道の会では、フランシスコ会のジョヴァンニ・プッチ神父様とともに、「アシジ・ローマ祈りの旅」を企画いたしました。聖フランシスコは「キリストの生写し」といわれるほどキリストの愛を生き抜いた聖人、平和の使徒、すべての被造物をとおして神を賛美した聖人です。戦争やテロ、環境破壊の不安におびえ、人生の真の指針を見失った現代社会にあって、彼の生きざまは、私たちの大きな道しるべとなり、希望の光となるでしょう。
 アシジでは、プッチ神父様のご指導により、ミニ黙想会を毎日行います。また、祈りと街の散策の時間もゆっくり取っていただけます。その他ラ・ヴェルナ山、グレチョ、フォンテ・コロンボなど聖人ゆかりの地を訪ねます。
 ローマでは日曜の正午教皇様とともに祈り、祝福をいただきます。フランシスコもまた教会を「母」としてこよなく愛しました。教皇様のもとで、世界中からのキリスト者とともに、神様に感謝を捧げる時でもあります。
 行程は非常にゆっくりしており、体力に自信のない方でも、安心してご参加いただけます。宿泊は、アシジ4泊、ローマ3泊、いずれも静かに祈りをするためには最適な修道院に泊まります。
 皆様のご参加を心からお待ち申し上げております。

アシジ黙想指導:ジョバンニ・ブッチ師(フランシスコ会) 予定

 

巡礼のポイント:A / Bコース

  • クリスマスをベツレヘムで祝う
  • エルサレムでミニ黙想会:エチエンヌ・ノデ師(ドミニコ会)
  • ゆったりした祈りの旅(各地で連泊)

巡礼のポイント:Aコース

  • ルルド、アシジでゆっくり巡礼
  • ローマで教皇様の新春ミサにあずかる

クリスマス巡礼主のご降誕をベツレヘムで祝う旅

Aコース(聖地イスラエル・ルルド・ローマ・アシジ)
2008年12月16日(火)〜2009年1月5日(月)〔 21日間 〕

Bコース(聖地イスラエルのみ)
2008年12月16日(火)〜2008年12月28日(日)〔 13日間 〕

 

 
サンピエトロ
サンピエトロ

巡礼のポイント

  • アシジでミニ黙想会 ジョヴァンニ・プッチ師(フランシスコ会)
  • ローマ・アシジとも修道院に宿泊
  • ルルド2泊、ローマ3泊、アシジ2泊のゆっくり巡礼
  • 元旦にローマで教皇様の新春ミサと祝福にあずかる

年末・年始の巡礼教皇様とともに祝う新春の慶び

(ルルド・ローマ・アシジ)
2008年12月27日(土)〜2009年1月5日(月)〔 10日間 〕

 道の会では年末年始恒例の企画として、今年もルルド・ローマ・アシジ巡礼を企画いたしました。ルルド 2泊、ローマ3泊、アシジ2泊のゆっくりした巡礼の旅です。ローマ・アシジではいずれも修道院に泊まります。
 まず今年聖母マリアご出現150周年を祝ったルルドでは、二日間祈りと黙想の時を過ごします。ローマでは元旦に教皇様の新春ミサにあずかり、世界中からのキリスト者と心を合わせて平和のために祈りましょう。今戦争やテロ、飢餓や病気、そして災害で苦しんでいるすべての人々を心に留めながら…‥。
 その後珠玉の中世都市アシジ、聖フランシスコがこよなく愛した街をゆっくりと味わいます。フランシスコ会のジョヴァンニ・プッチ神父様が同行してくださる予定です。この巡礼は、過ぎゆく年に頂いたすべての恵みを感謝し、それぞれのご家族、恩人や友人の方々のために来る年に神様の祝福と平和が豊かにあるように祈る旅です。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。