巡礼の旅 〜 2009年

 
ガリラヤ湖
ガリラヤ湖

梅津明生神父様とともに行く春の聖地イスラエル 祈りの旅

(ガリラヤ・ベツレヘム・エルサレム)
2009年2月22日(日)〜2009年3月6日(金)〔 13日間 〕

 道の会では再び梅津明生神父様とともに行く春の聖地巡礼を計画いたしました。春の花々が咲き乱れ、一年で最も美しい季節にゆっくりと主イエスのみ跡を訪ねる祈りの旅です。
 旅は三つの部分に分かれています。最初は荒野の道、雄々しくも雄大なネゲブの荒れ野で旧約の世界をかいま見、信仰の父アブラハムを思い起こします。月は対照的な穏やかなガリラヤ。「ガリラヤの風薫る丘」を散策し、福音の御言葉に耳を傾けながら、主イエスと出会い、主とともに歩む「わたし」を見つめます。最後に神の都エルサレムで、主の過越の神秘を黙想し、御自分の死と復活を持って私たちの救いを成し遂げてくださった限りない愛といつくしみを味わいたいと思います。いまだに紛争の絶えない聖地。真の平和とは何かを、ご一緒に祈りのうちに考えたいと思います。ゆっくりとした行程ですので体力に自信のない方もご参加いただけます。
 梅津明生神父様とともに歩む聖地祈りの旅、皆様のご参加を心からお待ちしております。

 
パウロの回心
パウロの回心

パウロ年を記念して聖パウロの足跡を訪ねる旅

(ダマスコ・タルソス・コンスタンティノープル)
2009年4月14日(火)〜2009年4月28日(火)〔 15日間 〕

 このたび道の会とともに、「聖パウロの足跡を訪ねる旅」シリーズを企画しました。この巡礼は、パウロと出会う旅であり、同時に、私たちが自分自身と出会う旅でもあります。パウロはその生涯において、実に多くの出会いを体験しました。その中でも最大の出会いは、ダマスコにおける主イエスとの出会いでした。この出会いによって、パウロの人生は決定的に方向付けられました。パウロはダマスコにおける出会いを、生涯にわたって大切にしました。ダマスコで受けた一筋の光は、彼の生涯を貫き通しました。パウロはその光に忠実でした。
 私たちは、「パウロ年」を記念して企画したこの旅を、ダマスコから始めます。パウロの原点を確認し、ダマスコでの出会いを視座にすえて、パウロの足跡を訪ねます。パウロの誕生の地であるタルソをはじめ、宣教の拠点なったシリアのアンティオキアや、デルベ、リストラ、イコニオンなどを訪問するとき、私たちは常に、ダマスコにおける主とパウロとの出会いを思い起こします。パウロがその出会いに忠実に走ったように、私たちもその出会いを視座において、この巡礼を行います。そして、私たち一人ひとりの人生における「出会い」を、静かに振り返ってみたいと思います。
 皆様のご参加をお待ちしております。
鈴木信一神父

 
ルルドグロット
ルルドグロット

初夏のフランス巡礼
フランス田舎のロマネスクと聖母のルルドを訪ねる旅II

(ヌヴェール・サンティアゴ巡礼路(リモージュの道)・ルルド)
2009年5月26日(火)〜2009年6月4日(木)〔 10日間 〕

 道の会では、春から初夏にかけての最も美しい季節に聖母のルルドを目指すフランス巡礼を企画しております。
 花の都パリでは、ノートルダム大聖堂、不思議なおメダイの教会などを訪ね、ヌヴェールでは、聖ベルナデッタが眠る修道院に宿泊します。その後、4日間は世界遺産に登録されているサンティアゴ巡礼路の一つ『リモージュの道』をたどります。ヴェゥレーのサント・マドレーヌ教会、フォントネー大修道院など、小都市やひなびた田舎に残る珠玉のロマネスク教会、修道院などを訪ねます。千数百年の間、歴史を大きく動かす原動力となった巡礼路、そこに花開いた文化と巡礼者立ちの信仰のあかしをみて、大きな感動を覚えるでしょう。
 最後は、聖母マリアが貧しい少女ベルナデッタにお現れになったルルド、世界中からの巡礼者や病人達とともに、キリストの母であり、わたしたちのはあ派である聖母をたたえ、全幅の信頼を持ってその取次ぎをお願いするすばらしい機会です。コンパクトで、内容の濃い巡礼です。皆様のご参加を心からお待ちしております。

 
エルミタージュ
エルミタージュ

秋の巡礼ロシア・イコン 巡礼の旅

(サンクトペテルブルグ・黄金の環・モスクワを巡る)
2009年9月21日(月)〜2009年9月29日(火)〔 9日間 〕

 道の会ではこの旅、ロシア・イコン巡礼の旅を企画いたしました。G.ブドロー神父様とともに、ロシア・イコンの神秘の世界をかいま見、またロシア正教の信仰に育まれた偉大な国の文明とその美を訪ねる旅です。
 旧帝政ロシアの首都サンクトペテルブルグでは、由緒ある「血の上の救世主教会」「聖イサク教会」、エルミタージュ美術館、ロマノフ王朝の華やかさを物語る宮殿などを訪れます。 さらに私たちは、モスクワ北東部の「黄金の環」を巡る旅をします。それはロシアの歴史、文化、信仰のゆりかごの地といわれ、ウラジミール、スーズダリ、セルギエフ・ポサードなど、中世の面影を色濃く残す街々には、目を見張るような美しい教会や修道院が点在しています。
 モスクワでは、おなじみの赤の広場、クレムリン宮殿とその教会を、さらにイコン芸術の最高傑作、ルブリョーフの「聖三位一体」、ウラジミールの「神の母」があるトレチャコフ美術館を訪れるのも楽しみです。
 イコンは、正教信者にとっては、神の国を覗く窓であり、神や聖人たちを映す鏡にひとしいものです。私たちは行く先々で遭遇するすばらしいイコンをとおして、正教会の人々の信仰に思いを馳せ、また私たち自身の信仰を問い直してみたいと思います。コンパクトで充実した旅です。皆様のご参加を心からお待ちしております。

 
至福の山
至福の山

秋の巡礼エジプト・シナイ・イスラエル 巡礼の旅

2009年10月15日(木)〜2009年10月29日(木)〔 15日間 〕

 荒れ野の旅から、約束の地へ
 人はそれぞれ、忘れることのできない出来事をメモリーとして持っています。それは、個人として仲間としてであったり、民族や世界レベルとしてであったりします。出エジプトから約束の地への旅の出来事も、個人から民族までのレベルを包括する記念すべき体験として語り継がれ、書き連ねられています。
 脱出・解放の喜びと神への期待もつかの間、荒れ野の旅という、予想だにしなかった、不安と苦しみと迷いに遭遇する旧約のイスラエルの人々。 しかし、40年の旅を経るにつれて、絶対的な神の守りとそれに対する信頼が民族のDNAに刻みつけられてゆきます。それは、繰り返し思い出されて、試練の乗り越え方を探る時の定石として積み重ねられます。私たちの今回の旅も、奴隷から礼拝者へと変えられた旧約のイスラエルの民の回心の道を追体験することで、世界レベルの平和と一致と愛をもたらしてくださったイエスの思いに肉薄し、まず自分の回心を深め、その喜びを周囲の人々に伝えて行く役割をともに味わいたいと思っています。
 皆様のご参加をお待ちしております。

猪俣一省神父(さいたま教区司教総代理)

 
ベツレヘムの星
ベツレヘムの星

ルルド・ローマ・アシジ巡礼
A・Bコース 主のご降誕をベツレヘムで祝う旅
Cコース 教皇さまとともに祝う新春の慶び

Aコース  2009年12月16日(水)〜2010年1月5日(火)〔 21日間 〕
Bコース  2009年12月16日(水)〜2009年12月28日(月)〔 13日間 〕
Cコース  2009年12月27日(日)〜2010年1月5日(火)〔 10日間 〕

ごあんない(Cコース)

 道の会では、今や恒例の旅となった《教皇さまとともに祝う新春の慶び》を再び企画いたしました。年末年始に、ルルド・ローマ・アシジをコンパクトに、しかもゆっくりと祈りの時をとりながら訪ねる旅です。
 聖母マリアのご出現の地、ルルドで、小さな貧しいベルナデッタがどれほど聖母に信頼し、その生涯のすべてを神の愛に捧げたかを黙想します。元旦はローマで迎え、サンピエトロ大聖堂で、教皇様の新春ミサに与る予定です。パパ様のもとで、世界中からのキリスト者とともに、新春を寿ぎ、新しい年が恵み豊かなものであるように、祝福をいただくことができます。アシジには、フランシスコ会のジョヴァンニ・プッチ神父様が同行し、聖フランシスコをテーマにミニ黙想をしてくださいます。また聖人がこよなく愛した美しい街をゆっくりと散策できます。
 ご一緒に、過ぎゆく年にいただいた恵みを感謝し、来る年のためにご家族、恩人や友人の上に神様の豊かな祝福と平和を祈る巡礼にしたいと思います。皆様のご参加を心からお待ちしております。